ほっかいどう銘酒紀行:帯広市 十勝ビール/上 /北海道

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 ◇ドイツの伝統引き継ぎ
 「地ビールを造ってみないか?」
 十勝ビール(帯広市)で現在は工場長を務める塚本篤さん(36)は帯広畜産大学4年の時、師事する教授から声を掛けられた。専攻は食肉加工。ビールは全く素人の塚本さんだったが、「ビールも面白そうだ」と、進路を公務員からビール職人に変えた。技術研修のために慌しくドイツに向かったのは入社直後の97年春だった。
 ドイツ南部のクルムバッハ市を拠点にビール工房で本場の技術を学んだ。40日間の研修ではいろいろなビールを飲んだ。中でもこの地域を代表するヴァイツェンの味は今も忘れられない。「バナナのようなフルーティーな香りと独特の酸味の微妙なバランス。

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こんなビールがあったのかと驚きました」。ドイツでの感動を語る言葉に力がこもる。
 塚本さんが手がけるビールはドイツの伝統的な手法を引き継ぐ。ヴァイツェンとカラメル麦芽で深い色合いと甘みを出したブラウン・エールがドイツタイプ。アメリカン・ライトの十勝ラガーを加えた3種類が、同社工場に併設されたレストランのメーンの銘柄だ。
 帯広に近い音更町の十勝川温泉の湯を使って造る「モール温泉ビール」も人気だ。十勝川温泉はモール温泉という世界でも珍しい泉質で、04年に北海道遺産に選定されている。モールはドイツ語で「亜炭」の意。植物性有機物の間を通ってわき出す湯は肌への刺激が少なく保湿効果が高いという。温泉で仕込んだビールは確かにまろやかだ...

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(引用 yahooニュース)


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